2024年5月9日木曜日

舛添 要一「ヒトラーの正体」 (小学館新書)


 問題です。 
オリンピックの聖火リレー、源泉徴収、ヘリコプターの実用化をした人物は誰でしょう? 

 答えはアドルフ・ヒトラー。 

 紹介する本は、20世紀を席巻した暴君の一面を明らかにしています。彼が民主的な国から生まれた経緯や なぜ支持されたのか? なぜ彼を止めることができなかったのか? に焦点を当てています。 

 ホロコーストの恐ろしさを背景に、現代のポピュリズムや排外主義に対する警鐘も鳴らしています。

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手塚 正己「海軍の男たち 士官と下士官兵の物語 」(PHP研究所)

著者はドキュメンタリー映画「軍艦武蔵」の制作を通じて旧海軍軍人との面談を重ねてきた。 本書は太平洋戦争中の日本海軍の生活を克明に記録し、軍の絶対的なヒエラルキーや過酷な訓練の実態を描く。 鉄拳制裁や精神注入棒などの暴力的な訓練方法や、それに耐えた元海軍軍人たちが「もう一度海軍...