2024年7月19日金曜日

今読んでいる本紹介2024/07/19



今日公開した、悪童日記がどうもyoutubeのガイドライン的にアウトなようなので、代替案として突貫工事で今読んでいる本をご紹介。 

 熊谷達也「邂逅の森」 (文春文庫) 
秋田の貧しいマタギとして生まれた少年が、村の実力者の箱娘のところへ夜這いをする。そして村を追われて炭鉱へ向かう。 これまで読んできたマタギの本とは違って、大正年間の風習が読めて面白い。 

 ヒトラーとドラッグ:第三帝国における薬物依存 
 第一次世界大戦後の敗戦国となったドイツ。ハイパーインフレで生活が困窮し、絶望的な生活を送っていた国民たちが手にしたのはドイツ産の覚醒剤だった。ナチスが台頭する以前、クリーンなイメージを植え付けるためにドラッグ廃止をスローガンにしたナチスだったが、彼ら自身の作戦にもドラッグの影響が強く出ていた。 

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手塚 正己「海軍の男たち 士官と下士官兵の物語 」(PHP研究所)

著者はドキュメンタリー映画「軍艦武蔵」の制作を通じて旧海軍軍人との面談を重ねてきた。 本書は太平洋戦争中の日本海軍の生活を克明に記録し、軍の絶対的なヒエラルキーや過酷な訓練の実態を描く。 鉄拳制裁や精神注入棒などの暴力的な訓練方法や、それに耐えた元海軍軍人たちが「もう一度海軍...