2024年7月30日火曜日

遠藤 周作「王妃マリーアントワネット上下」(新潮文庫)



 

運命の糸に翻弄される一人の少女。

華麗なるヴェルサイユの宮殿に、その悲劇の幕が上がる―

 14歳で皇太子妃となったマリー・アントワネット。

黄金の髪が陽光に輝き、無垢な瞳には希望が満ちていた。

すべてを手にしたかに見えた彼女。

だが、運命の女神は冷酷な微笑みを浮かべていた... 

絢爛豪華な宮廷でアントワネットは、まるで一輪の薔薇のように咲き誇った。

だが、その花びらは次第に血に染まっていく― 

迫り来るフランス革命の嵐。

彼女を取り巻く人々の思惑が渦巻く。

孤児マルグリット、背徳のサド侯爵、愛に生きるフェルセン伯爵、そして野心家ミラボー。

激動の時代、アントワネットの運命の歯車が狂い始める。


※プロンプト秘話※
西洋史の肖像画はレオナルドAIが秀逸。



フランス革命前後のサド侯爵の肖像画を描いて

結果

同じサド侯爵でフランス革命前とフランス革命後とかき分けているらしい。
ズラのあるなし?別人に見えるから、別の人として取り扱うことに。

少女の絵もほしい。
「フランス革命当時の孤児。貧しくて質素な服を着ている。」
なんか気持ち悪いのでてきた。

ギロチン台はNGワード。サンソンのときに作ったイラストを転用。

youtubeでのサムネにあたる画像はVREWが生成してくれたもの。ここは手入れせずにそのまま使用。VREWの実写風な絵はどこか怪しい東洋人だったり、アバズレ感のある王妃になりがち。その点、マリー・アントワネットは上出来だった。







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