2024年6月10日月曜日

アレクサンドル・ベリャーエフ 『ドウエル教授の首』(グーテンベルク21)




 

ロシアの巨匠が描く、戦慄のSFスリラー! 

医師マリー・ローランは高名な教授の助手として雇われた。しかし、研究室に足を踏み入れた瞬間、彼女が目にしたものは想像を絶する光景だった。

生きた人間の首が、機械に取り付けられていたのだ!しかも、それは名門外科医ドウエル教授の首であった。

まばたきをしながら、じっと彼女を見つめる首に、マリーは驚愕する。 

教授は、その首の世話を任じた。マリーはその不気味な首に触れ、生命を維持する役目を担うことになる。

しかし、徐々にその首の存在する理由、研究の目的が明らかになるにつれ、彼女は戦慄を覚えていく。 

人体実験の暗黒の世界が、リアリティを帯びて迫ってくる。

 ロシアを代表するSF作家ベリャーエフの代表作。 

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