2024年7月28日日曜日

中山七里「ワルツを踊ろう」 (幻冬舎文庫)



音楽が響き渡る。それは美しく、そして哀しい「美しく青きドナウ」のメロディー。 

20年ぶりに故郷に戻った溝端了衛。

かつてのエリートは今や全てを失い、最後の望みを抱いて帰郷した。

だが、彼を待ち受けていたのは、想像を絶する現実だった。

 9人しか残っていない限界集落。携帯電波すら届かない閉鎖的な世界。

そして、冷たい視線を向ける村人たち。 

了衛は必死に村の再生を試みる。

愛するワルツの力で人々の心を開こうとするが、その行く手には次々と不可解な出来事が立ちはだかる。 

愛犬の不審死。村八分。そして、誰もが容疑者となる衝撃の展開。 

彼の奮闘は報われるのか。それとも、全ては徒労に終わるのか。

 心を震わせる音楽と共に紡がれる、驚愕のどんでん返し。

それは救いなのか、それとも破滅への序曲なのか。


※プロンプト秘話※
主人公が若い日本人男性。彼の登場から。

「若い日本人男性。30代。彼が車で田舎道を運転している姿を描いてください」

ラストを知っているとこの笑顔は。。。いいねぇ。


ロケーションをイメージさせるものがほしい。
「老人男性2名、老人女性2名、中年男性3名、中年女性2名全員9名の全体写真を実写風に描いてください。場所は公民館の前。周囲は山に囲まれた山村。」
人数、ちゃんと守ってくれよ。仕方ないから、編集で口減らし。


住民との交流場面
「この若い男性は困った顔をしている。彼を取り囲む老人男性、老人女性たちが厳しい表情で問いただしている姿を描いて。」


これを交流と呼ぶのかどうかはおいといて。

ボツにしたサムネ。このブログ、あまり見られていないからこっそりおいておく。
ネタバレ注意。






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