2024年8月28日水曜日

逢坂 冬馬「歌われなかった海賊へ」(早川書房)



 

1944年、ナチス・ドイツ。

巨悪の敵に対して少年少女たちが、レジスタンスを起こす物語。 

 父を処刑され居場所を失った少年ヴェルナーは、ヒトラー・ユーゲントに抵抗する「エーデルヴァイス海賊団」と出会う。

彼らは自由を求め、体制への反逆から始まった活動を、やがて人間r性を守るための闘いへと昇華させていく。 

 真実を知った彼らがとった、命を懸けた行動。

「私は見た、私は聞いた。その責任を果たす」というエルフリーデの言葉が心に響く。 

しかし、彼らの勇気ある行動は、当時の多くの大人たちには受け入れられなかった。

知らないふりをする罪の重さ。

見て見ぬふりをする大人たちと、真実に立ち向かう若者たちの対比が胸を打つ。 

戦後も語り継がれる彼らの物語。

90歳を超えた生存者と若い教師の出会いが、希望の光を投げかける。 

 この実話に基づく小説は、私たちに問いかける。もし自分があの時代にいたら、どう行動しただろうか。そして今、私たちにできることは何か。 


※プロンプト秘話※
小説の表紙に載っていた子たちをイメージして


「1940年代、10代のドイツのユダヤ人男女が数人集まって
秘密の会議をしている姿を描いてください」


なんかお硬いなぁ

もっとラフな格好で


夏服で描いてください

やっとそれらしいのでてきた。ユーゲントのほうはコレで決まり。

この少年たちが町中で走っている姿を描いてください

サムネ候補キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!




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