2024年8月31日土曜日

高田 純 「核爆発災害: そのとき何が起こるのか」(中公新書)






核の炎が街を飲み込む瞬間、誰もが絶望を感じたはずだ。

しかし、驚くべきことに、広島の爆心地からわずか500メートルの場所で78人もの生存者がいた。

彼らは死の淵から生還した奇跡の生存者である。 

これは驚くべき事実を科学の目で解き明かそうとする衝撃の書である。

広島、ビキニ環礁、そして旧ソ連の核実験場。

過去の核爆発の現場を徹底調査し、生と死を分けた要因に迫る。 

初期放射線、熱線、そして恐ろしい衝撃波。

核爆発がもたらす脅威は想像を絶する。

しかし、適切な知識と対策があれば、生存の可能性は劇的に高まるのだ。 

そして著者は、自らの体を実験台にして恐るべき真実に迫る。

放射性物質を含むキノコを口にし、その影響を克明に記録。

命を賭けた調査から浮かび上がる、核の本当の恐怖とは。 

私たちは核兵器の恐ろしさを知りながら、同時にその脅威と向き合う勇気を持たねばならない。 


※プロンプト秘話※
「1940年代広島の終戦後の景色を描いてください」

やはり弾かれる。

1940年代日本の終戦後の景色を描いてください


これはこれで風情があるんだけど。。。
廃墟を描いて下し
ボロボロの服を着た人に変更してください

雰囲気は伝わりそう。

放射能の危険性を解明する日本人科学者を描いてください

ポップすぎる

もっとシリアスに描いてください

サムネ候補キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!




稲垣 栄洋「たたかう植物: 仁義なき生存戦略」(ちくま新書)



 

驚愕の生存戦略の数々。

この本で植物の見方が一変する。 

光を求めて天に伸びる茎、地中で繰り広げられる根の戦い。

他の植物の生育を阻害する化学物質を放出し、ライバルを排除する姿は、まさに仁義なき戦い。 

病原菌や昆虫から身を守るため、植物は毒を纏う。

しかし、それさえも乗り越えようと進化を続ける敵。

いたちごっこの果てしない闘争が続く。 

さらに驚くべきは人間との関係。「おいしい」と感じる野菜の苦みや辛み。

実はこれこそが、植物が身を守るために作り出した毒なのだ。 

雑草は踏まれることを計算に入れ、種をばらまく戦略を練る。

引き抜かれることさえ想定内。まさに戦略の天才。 

静かに佇む姿からは想像もつかない、植物たちの知られざる闘争本能。

その驚くべき生存戦略の数々が、あなたの植物を見る目を永遠に変えるはず。 

植物たちの壮絶なサバイバル。それは、生命の神秘と進化の驚異を物語っている。 


※プロンプト秘話※
戦争モノが続いたので少し視点をずらした、「戦い」を取り上げてみた。ミリタリー好きな方にも刺さるといいのですが。。。


「植物の根と根粒菌、地中の虫たちが戦っているイメージ図を描いて」
虫、嫌いな方多いと思うので拡大は自主規制。

あまりリアルな虫とか病原菌は好まれないと思うので、ファンタジー色を取り入れてみた。

「もっとメルヘンチックに」


サムネ候補キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「ほかにも描いてください

なんかグロテスク。。。













2024年8月29日木曜日

マイケル·モーパーゴ「戦火の馬」(評論社)



 イギリスの静かな農場で生まれたジョーイ。

その瞳に宿るのは希望の輝き。

彼の運命は、少年アルバートとの出会いで大きく変わる。 

深い絆で結ばれた、ふたり。

しかし、第一次世界大戦の暗雲が迫る。 

ジョーイは軍馬として徴用され、アルバートと引き裂かれる。

戦場へと送られる彼の目に映るのは、地獄絵図。 

砲撃の轟音、有刺鉄線、毒ガス。

死の匂いが漂う中、ジョーイは必死に生き抜く。 

敵味方なく、彼は兵士たちの心の支えとなる。

戦争の無意味さを、馬の純粋な眼差しが浮き彫りにする。 

一方、アルバートは愛馬を探し、自ら志願兵となる。 

運命は二人を引き裂くが、奇跡は起こる。 

アルバートの必死の願いは届くのか。

愛は戦争の傷跡を癒せるのか。 

人間と動物の絆が紡ぐ、感動の物語。 


※プロンプト秘話※
 「茶色の馬とその背中に乗るイギリスの少年を描いてください。」
上品すぎる

この馬はそのままで、男の子が成人になった姿に変更してください

男性は1940年代のイギリス兵の格好をしている


サムネ候補キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
本当にイギリス兵かは不明。。。
あくまでもイメージ図です、で押し切る。


2024年8月28日水曜日

逢坂 冬馬「歌われなかった海賊へ」(早川書房)



 

1944年、ナチス・ドイツ。

巨悪の敵に対して少年少女たちが、レジスタンスを起こす物語。 

 父を処刑され居場所を失った少年ヴェルナーは、ヒトラー・ユーゲントに抵抗する「エーデルヴァイス海賊団」と出会う。

彼らは自由を求め、体制への反逆から始まった活動を、やがて人間r性を守るための闘いへと昇華させていく。 

 真実を知った彼らがとった、命を懸けた行動。

「私は見た、私は聞いた。その責任を果たす」というエルフリーデの言葉が心に響く。 

しかし、彼らの勇気ある行動は、当時の多くの大人たちには受け入れられなかった。

知らないふりをする罪の重さ。

見て見ぬふりをする大人たちと、真実に立ち向かう若者たちの対比が胸を打つ。 

戦後も語り継がれる彼らの物語。

90歳を超えた生存者と若い教師の出会いが、希望の光を投げかける。 

 この実話に基づく小説は、私たちに問いかける。もし自分があの時代にいたら、どう行動しただろうか。そして今、私たちにできることは何か。 


※プロンプト秘話※
小説の表紙に載っていた子たちをイメージして


「1940年代、10代のドイツのユダヤ人男女が数人集まって
秘密の会議をしている姿を描いてください」


なんかお硬いなぁ

もっとラフな格好で


夏服で描いてください

やっとそれらしいのでてきた。ユーゲントのほうはコレで決まり。

この少年たちが町中で走っている姿を描いてください

サムネ候補キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!




2024年8月27日火曜日

山口周一, かわな静「ひいじいちゃんは硫黄島の兵隊だった」(学研スマートライブラリ)



 

「硫黄島の地獄を生き抜いた兵士の物語」 

硫黄島――太平洋戦争の激戦地。

この小さな島で何が起こったのか?

戦火の記憶が薄れゆく今、94歳のひいおじいちゃんが語る衝撃の体験談。 

ひ孫が夏休みの宿題で、戦争体験を聞いてまとめることになった。

そこで知ったのは、ひいじいちゃんが生き延びた過酷な戦場と、その後の捕虜収容所での生活. 硫黄島。

太平洋戦争末期、日米両軍が激突した血塗られた戦場。

そこで若き日の山口周一さんは、地獄そのものを目撃した。

灼熱の溶岩の地下、兵士たちは迷路のようなトンネルを掘り続けた。

水も食料もなく、死臭とウジ虫の中で生きながらえる日々。 

「飲もうとしても、すべてに血が混じっていた」 

米軍の猛攻撃。仲間たちは次々と倒れていく。

戦友の悲鳴が今も耳に残る。 

奇跡的に生き残り、捕虜となった山口さん。

敵地アメリカでの驚きの体験。

そして、焼け野原となった故郷への帰還。 

戦争の真実は、教科書には載っていない。

美も哀愁もない、ただ生き抜くことだけを求められた若者たちの叫び。 

 戦争の真実を語り継ぐ一冊。


※プロンプト秘話※
「昭和20年代の日本兵が洞窟の中で休憩している姿を描いてください。緊張感あるドアップで」


なぜ女性兵士が?

他にも描いてください
なんで小出しでだしてくる?

他にも描いてください
どちらさん?

PWといえば
この男性が紺色の作業着を着ている姿をえがいてください
捕虜といえば綿花
この男性たちがこの衣装で屋外で綿花の収穫をしている姿を描いてください
なんか大陸系。
帽子を被らずに日本人男性をえがいてください
同期でもないし。。。





2024年8月26日月曜日

令丈 ヒロ子, 宮尾 和孝「パンプキン! 模擬原爆の夏」 (講談社青い鳥文庫)


 

知られざる戦争秘話:アメリカ軍の模擬原爆実験「パンプキン作戦」。 

大阪。アメリカ軍が行った模擬原爆実験「パンプキン作戦」の存在を知った従兄弟のタクミが自由研究の題材で調べ始める。

一方、ヒロカは大阪に住んでいながらその存在すら知らなかった。

 二人は模擬原爆が日本各地に投下された事実を知り、その被害について調査を始める。

彼らは、模擬原爆によって多くの人々が命を落とし、負傷したことを知り、戦争の恐ろしさとその影響について深く考えるようになる。 

「模擬原爆は、原爆投下を目的に編成された米軍の特殊部隊が投下した通常火薬の爆弾。核物質は積んでいない。1945年7月20日~8月14日、18都府県に計49発が投下され、400人以上が死亡したとされる。」毎日新聞2024/8/13 

「パンプキン」という一見無邪気な名前の爆弾が、実際には大量破壊兵器の前触れであったという皮肉を通じて、戦争の残酷さを浮き彫りにしている。


※プロンプト秘話※
「上空を飛ぶB29を下から見上げるように描いて下さい」

「人は描かないでください」

パンプキン爆弾、でてないじゃないかwの声が聞こえてきそうなので。
原爆の模型を描いてください


無い袖は振れない。

というわけで、B29どまりなわけです。

戦争のイメージ図を描いてください
個人的には右側のほうが好きなんだけど、これだと
ピースマークがわかりにくいので今回は左側を採用。






2024年8月25日日曜日

徳川 宗英「江田島海軍兵学校 世界最高の教育機関」 (角川新書)



 

荒波が打ち寄せる広島の小島、江田島。

ここに存在した一つの学校が、日本の運命を変えた――。 

 世界最高峰の教育機関、海軍兵学校。 

「士官である前に紳士たれ」 厳格な規律と、世界を見据える広い視野。 

この矛盾する二つの精神を育んだのが、江田島の奇跡だった。 

大空を睨む少年たちの瞳に、世界の未来が映る。 

教室では英語が飛び交い、図書館では哲学書が読み漁られる。 

己の限界に挑む若者たちの汗が、甲板を濡らす。 

 そして戦争の暗い影が忍び寄る中、 最後の校長は驚くべき決断を下す。 

 「日本の明日を守るのだ」 

 大幅な定員増。その真の狙いとは? 

敗戦を見越した校長の慧眼が、歴史の暗部を照らし出す。 

 栄光と苦難が交錯する江田島。 

その教えは、今なお私たちの心に響く。 

 世界が認めた日本の教育、その真髄とは? 

最後の生徒が明かす、知られざる真実。 

 江田島海軍兵学校 ―― 世界最高の教育機関が目指した、真の姿。 

 この物語は、あなたの常識を覆すだろう。 

そして、日本の未来への希望の光を、きっと見出すはずだ。 

著者は田安徳川家当主であり、江田島海軍兵学校最後の生徒である徳川宗英氏。 



※プロンプト秘話※

「昭和二十年代、日本人男性。海軍兵学校で
白い上下のスーツを着ている姿を描いてください」

んwwwなんかいまいち。

他にも描いてください


「凛々しい姿で隊列を組んで行進の練習をしている姿に変えてください」



海軍といえば、地図上で行う模擬戦闘
「士官数名がテーブルの地図を使って模擬戦闘を行っている姿を描いてください

なかなかいい。









2024年8月24日土曜日

渡辺 惣樹「第二次世界大戦 アメリカの敗北 米国を操ったソビエトスパイ 」(文春新書)



 

衝撃の真実が明かされる!

第二次世界大戦、アメリカの知られざる敗北! 

 勝者の栄光に隠された、驚愕の裏面史が今、明らかに! 

 アメリカの心臓部に潜んでいたソビエトのスパイたち。

彼らの存在が、世界の運命を恐ろしいまでに変えていたのだ! 

 IMFの生みの親、ハリー・デキスター・ホワイト。 

国連を作り上げたアルジャー・ヒス。

 彼らの正体は...なんと、ソビエトの秘密工作員だった! 

 悪魔の計画「モーゲンソープラン」。 

ドイツ系ユダヤ人のモーゲンソーが作り上げたドイツ占領政策は、ルール工業地帯の徹底的破壊、農業や輸送施設の破壊で、900万人ものドイツ人が餓死するという未曾有の惨劇を引き起こした。 

 そして衝撃の事実... 

ルーズベルト大統領は、この恐るべき真実を知りながら黙殺していた可能性が! 

 我々が信じてきた歴史は、すべて嘘だったのか? 戦後世界の秩序は、ソビエトの巧妙な策略によって作られていた!

 今、明かされる戦勝国アメリカの「敗北」。 

その真相があなたの世界観を根底から覆す! 歴史の教科書には載っていない衝撃の事実。 それは、あなたの目の前で今まさに明らかになる!"


※プロンプト秘話※

スパイといえば

「1940年代、アメリカで暗躍していたソ連のスパイを描いてください」

他にも描いてください
ソ連のスパイが悪巧みしている表情を描いてください。ドアップで
サムネ候補キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

ソ連の国旗が全世界の地図を塗り替えたイラスト
アメリカ大陸の内部が真っ赤なソ連国旗に染め抜かれているイメージが欲しかったんだけどなぁ。コラでなんとかなるかな。








2024年8月23日金曜日

林真理子「下流の宴」 (文春文庫)amazon



 

息子の一言が、平穏な日常を粉々に砕く― 

「母さん、結婚するよ」

 その瞬間、由美子の世界が崩壊した。 

 高校中退のフリーター息子が選んだ相手は、 「下流」の娘・珠緒。 

 林真理子が放つ衝撃作「下流の宴」。 

あなたの価値観を根底から覆す、驚愕の物語が幕を開ける。 

誇り高き中流家庭の主婦・由美子。 

医者の娘、国立大卒、夫は一流企業の管理職。 

完璧な人生だった―はずだった。 

 「私たちが下流に転落する…」 

由美子の悲痛な叫びが胸を刺す。 

 しかし、運命は思わぬ展開を見せる。 

 「私が医者になってみせる!」 

蔑まれた珠緒の決意が、周囲を震撼させる。 

 二人の女の壮絶な闘いが始まった。 

 プライドか、愛か。 地位か、幸せか。 

 激動の時代を生きる私たちへの、痛烈な問いかけ。 

 家族の絆は、階級の壁を越えられるのか? 


※プロンプト秘話※

「若い可愛らしい日本人だがフリーターの女性を描いてください」

可愛すぎる。育ちもよさそう。もっとこう。。。

もっと下品な女性
あちゃw

気を取り直して

美しい中年日本人女性が驚き唖然としている姿を描いてください
左上。
ドラマの黒木瞳っぽいの召喚。サムネ候補だったが、若い子のほうがクリック率上がりそうなので今回はボツ。ですが個人的にはタイプです。

もっと幻滅している姿を描いてください
美魔女、大量召喚❤







2024年8月22日木曜日

吉村昭「戦艦武蔵」(新潮文庫)



戦艦 武蔵。

日本帝国海軍が夢と野望を託した不沈の要塞。 

 全国で棕櫚(シュロ)が姿を消す中、長崎の造船所では秘密裏に巨大な影が姿を現し始めていた。 

※機密保持のために見えないように隠すために使用した

長さ263メートル、幅38.9メートル。

46センチ砲という驚異の火力を誇るこの鋼鉄の塊。

その建造には、日本の技術の粋を集めた数千の技術者たちの魂が注ぎ込まれた。 

しかし、時代は既に航空機の時代へと移り変わっていた。

戦艦の時代は終わりを告げようとしていたのだ。 

それでも、武蔵は大海原へと繰り出した。

艦上には2300人の乗組員。

彼らの胸には、祖国への誇りと不安が交錯していた。 

そして運命の日、1944年10月24日。

レイテ沖海戦で、武蔵は数百機の敵機に囲まれた。

魚雷と爆弾の雨。不沈と謳われた巨艦は、その巨体を海の藻屑と消した。

戦艦武蔵。それは人間の狂気と執念が生み出した悲劇の象徴。

膨大な資源と人命を費やし、わずか3年で海底に沈んだ夢の結末を描き出す。 


※プロンプト秘話※
武蔵は大和と同型艦

「戦艦武蔵がドックに入っている姿を描いてください」
いきなりサムネ候補キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

レイテ沖海戦を俯瞰図で描いてください
よくみるとおかしな点が。。。上の方だけ採用。

「この海に沈む戦艦武蔵。苔むして錆びついた砲台をドアップで描いてください。
周囲は美しい魚たちが泳いでいる」

雰囲気だけはでてる。。。想像図







手塚 正己「海軍の男たち 士官と下士官兵の物語 」(PHP研究所)

著者はドキュメンタリー映画「軍艦武蔵」の制作を通じて旧海軍軍人との面談を重ねてきた。 本書は太平洋戦争中の日本海軍の生活を克明に記録し、軍の絶対的なヒエラルキーや過酷な訓練の実態を描く。 鉄拳制裁や精神注入棒などの暴力的な訓練方法や、それに耐えた元海軍軍人たちが「もう一度海軍...